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ナイセンクラウドの評判は?|料金やメリット・デメリットを解説

ナイセンクラウドは良い口コミも悪い口コミも無いが、導入実績があり安心できる

ナイセンクラウドとは、スマホやPCを内線電話機として利用するクラウドPBXサービスです。

新しいサービス導入をする場合、評判からメリットやデメリットを知っておきたい方は多いでしょう。

運営10年の実績を誇るナイセンクラウドは、ユーザーの不安を払拭する要素を存分に用意しています。

この記事では、ナイセンクラウドのサービスについて、評判や利用料金、基本機能から安心して導入できるサービスなのかを解説していきます。

サービスのメリット・デメリットを理解し、安心して導入できるように備えましょう。

目次
  1. ナイセンクラウドとは?
  2. ナイセンクラウドの基本機能4つ
  3. ナイセンクラウドの良い評判6つ
  4. ナイセンクラウドの悪い評判4つ
  5. ナイセンクラウドの利用は「プラン料金+電話回線」
  6. ナイセンクラウドで追加料金がかかる場合を解説
  7. 具体例を解説|ナイセンクラウドの参考料金
  8. ナイセンクラウドは安心できる要素満載のサービス

ナイセンクラウドとは?

ナイセンクラウドとはアイティオール株式会社が運営するクラウドPBXサービス

出典:ナイセンクラウド公式

ナイセンクラウドとは、アイティオール株式会社が運営するクラウドPBXサービスです。

クラウドPBXとは、従来のPBXやビジネスフォンといった電話設備をクラウド上で管理するものです。

10年にも渡る運営から、導入実績も行政施設や病院を含む4,000社に上り、メディアに取り上げられた実績も多数あります。

2021年7月に日本マーケティングリサーチ機構PBXサービス部門において実施した調査では、見事に3冠を達成している点にも注目されています。

  • テレワークに役立つサービス 第1位
  • 信頼と実績のクラウドPBX 第1位
  • 経営者が選ぶ電話サービス 第1位

引用元:PR TIMES

スマホやPCを会社の内線電話機として利用できるので、業務効率化や電話コストの削減が期待されるサービスです。

また、クラウドPBXサービスとしては珍しく実店舗を設置しています。

2022年現在、新型コロナウイルスの影響により臨時休業となっております。

【店舗情報】
店名:ナイセンクラウド 浜松町リアルストア
住所:東京都港区芝大門1-16-5 芝大門加藤ビル 1階
営業時間:平日10:00~18:00
ナイセンクラウド公式サイト
公式Twitterアカウント

実機での通話音質や動作の確認をできたり、スタッフと相談できる環境は導入検討中の方にとって心強い存在でしょう。

ナイセンクラウドの基本機能4つ

ナイセンクラウドには4つの基本機能がある

ナイセンクラウドを導入することで電話業務の効率化が期待されます。

基本機能の中でも特に利便性が高く使いやすいものを紹介します。

スマホやPCを内線電話機として活用

SIP電話機、スマホ、パソコンを内線電話機として使用できる

ナイセンクラウドでは、IP電話機の他にスマホやPCを内線電話機として活用できます。

内線通話をはじめ、外線の発信や着信、外線転送など基本的な電話機能を有しています。

特にスマホの内線化では、外出先でも会社の内線として利用できるので、テレワークやワーケーションでの利用も使い勝手が良いでしょう。

フリーダイヤルを含む多種の電話番号を利用

ナイセンクラウドでは「IP電話・KDDI・NTT・NURO」の番号を使用可能

ナイセンクラウドで利用できる電話番号は多岐に渡ります。

NTT/NUROに関しては、別途機器の手配が必要になりますが、既存の電話番号をそのまま利用することができます。

条件次第で様々な電話回線を接続可能です。
個別に問い合わせによる確認が必要です。

着信の振り分け

ナイセンクラウドは時間帯で着信先を変更することが可能

「対象・時間別の着信ルール」機能では、着信した電話番号と時間帯により着信先を変えることができます。

ナイセンクラウドは音声ガイダンスで自動応答できる

例えば、営業時間内はオフィスの複数内線を鳴らし、営業時間外は特定のスマホへ着信させたり、「アナウンス設定」を利用し留守番電話に応答させることができます。

通知機能を利用して留守電の内容を音声ファイルでメール送信できる

留守番電話メール」機能は、留守番電話に吹き込まれたメッセージを音声ファイルとして自動でメール送信する機能です。

逐一留守番電話センターなどにアクセスすることなく、必要なときだけ情報を受け取ることができます。

迷惑電話には、「非通知ブロック」や「特定番号ブロック」の対応も可能です。

電話の履歴をスマホやPCで確認

電話の発着信履歴をパソコンから確認できる

通話履歴応答し損ねた電話をスマホやPCから確認できます。

オプションサービスである自動録音を利用することで、管理者からの指示やアドバイスなどの社員教育にも活かせます

ナイセンクラウドの良い評判6つ

【ナイセンクラウドの良い評判】

  • 支店やスマホの内線化で社内コミュニケーション活性化
    ※内線の通話料は無料
  • どこでも会社の固定番号で発信できて便利
    ※外線の通話料を削減
  • スマホで固定番号への着信が受けられる
  • 電話機不要で機器代を削減できる
  • 社内設置の機器が少なくメンテナンス不要
  • Webで設定変更すれば工事費用いらず

ナイセンクラウドの良い評判として、クラウドPBXの基本的な機能であるスマホの内線化によるメリットが挙げられます。

ユーザーとしては、基本機能が安定して利用できることは最低限であり最重要な導入条件ですので、その点をしっかり評価されているナイセンクラウドは安心できるサービスといえます。

支店やスマホの内線化で社内コミュニケーション活性化

ナイセンクラウドは内線通話や転送機能を追加コスト無しで使える

1つ目の良い評判として、支店間や外出先の社員との連絡が取りやすいことが挙げられます。

支店やスマホへ内線番号だけで発信できたり、取引先からの電話を転送したりといった操作が簡単に且つ通話料金の負担なしなので、社内コミュニケーションの活性化や、業務効率アップに期待ができます。

会社の固定回線にかかってきた電話を一旦切って、出先の担当者に折り返し電話させるために連絡を入れるという手間を、転送機能を用いることで軽減できます。

どこでも会社の固定番号で発信できて便利

外出先からでも会社の固定番号で発信が可能

2つ目の良い評判は、どこにいても会社の固定番号で発信できる点です。

外出先からスマホを利用する場合に、会社の電話番号を通知できるので相手に不信感なく応答してもらえます。

携帯番号を伝えなくてもよくなるので、社員個々の名刺にそれぞれの携帯番号を記入する必要すらなくなります。

会社の電話番号からかける場合、携帯番号からの発信よりも通話料が少なく済むのもメリットのひとつです。

スマホで固定番号への着信が受けられる

スマホで会社の固定電話への着信を受けられる

3つ目の良い評判は固定番号への着信が受けられるという点です。

会社の固定電話番号にかかってきた着信をスマホに鳴らすことができます。

営業時間外や昼休みなどの会社に人がいないタイミングでも、スマホで会社への電話に応答できます

在宅やワーケーションといったシーンでも活用できますし、急用でオフィスが不在になる場合にも安心です。

機会損失を恐れてオフィスに囚われる必要性がなくなり、社員が柔軟に動ける環境ができるでしょう。

電話機不要で機器代を削減できる

SIP電話機、スマホ、パソコンを内線電話機として使用できる

4つ目の良い評判は機器代を削減できるという点です。

オフィスでの利用は、IP電話機かPCのソフトフォン、スマホアプリのいずれかを選択する必要があります。

IP電話機はビジネスフォンのような形状で、機器代が別途必要です。

スマホアプリ(有料)やPCのソフトフォン(無料)を利用することで機器代を削減できます。

使い勝手や予算と相談して、利用するハードを選定するようにしましょう。

ソフトフォンとは、電話機などの専用機器を使わずに、PC上で電話機能を利用するソフトウェアのことです。

社内設置の機器が少なくメンテナンス不要

社内に設置する機器が少なくメンテナンス費用がかからない

5つ目の良い評判は社内に設置する機器が少なく、メンテナンスが不要という点です。

従来のPBXやビジネスフォンと違い、社内設置の機器が少なく済みます

クラウドPBXのサーバーのメンテナンスは運営側で都度行われますので、ユーザーが業者を呼んでメンテナンスする必要がなくなります

また、オフィスの設置スペースを節約できたり、機器代としての初期導入費用を削減できる点もメリットと言えます。

Webで設定変更すれば工事費用いらず

ウェブ上で設定変更できるため工事にかかる費用を削減可能

最後の良い評判は、工事にかかる費用を削減できる点です。

社員の異動や増減で、電話機の設定を変えたいケースがあるでしょう。

従来のPBXやビジネスフォンでは、軽微な設定変更にも専門家の知識やスキルが必要とされました。

ナイセンクラウドでは、ユーザーがWebから設定変更できるので業者を呼ぶ必要がなく即時対応できますし、工事費用も不要となります。

設定変更に不安があるユーザーは、ナイセンクラウドに依頼可能です。
出張作業費 27,500円~

ナイセンクラウドの悪い評判4つ

【ナイセンクラウドの悪い評判】

  • チャットツールとの連携がない
  • 初期設定はユーザー自身で行う
  • 端末やソフトフォン(アプリ)の用意が必要
  • 既存の電話番号が引き継げない場合がある

ナイセンクラウドの機能面での悪い評判は、チャットツールとの連携がないことが挙げられます。

チャットツールを連携したいユーザーは導入すべきではありません

しかし、そうでない場合は導入時の注意点と捉えられる程度の評判しか出ていません。

事前にデメリットとして把握し導入することでトラブルは回避できるでしょう。

チャットツールとの連携がない

ナイセンクラウドはLINE等のチャットツールと連携ができない

1つ目の悪い評判は、各種チャットツールと連携することができないという点です。

SkypeやLINEといったチャットツールとの連携がないことが、口コミなどから悪い評判として挙げられています。

コミュニケーションツールとして、日常的に利用するチャットツールとの連携を要望するユーザーは多いでしょう、チャットツールとの連携に対応していない点はデメリットと捉えられます。

例えば、他社クラウドPBXサービスの”GoodLine”ではビジネスチャットツールであるSlackやChatworkで通話に対するメモや、取込中や休憩中などの現在状況をステータスとして通知させることができます。

初期設定はユーザー自身で行う

ナイセンクラウドの初期設定はユーザーで行う必要がある

2つ目の悪い評判としては初期設定をユーザー自身で行うという点です。

初期設定は基本的にユーザーが行いますが、別途費用(25,000円/2時間~)を支払うことで専門業者に訪問設定を行ってもらえます。

初期設定を専門業者にやってもらった場合、ユーザー側で設定項目を理解できていないので、その後の変更でユーザーが作業するハードルが上がります

変更の度に支払う設定費用を削減したいのであれば、導入時の設定はユーザー側で作業することをおすすめします。

端末やソフトフォン(アプリ)の用意が必要

ナイセンクラウドをスマホやパソコンで利用する際はアプリの準備が必要

3つ目の悪い評判としては端末・アプリの用意が挙げられます。

導入時の注意点ともなりますが、オフィスに設置する電話機スマホやPCで利用するアプリは、ユーザー側で用意が必要です。

それぞれ初期費用さえ払えば、月額利用料が不要なので長期間の利用を予定されるユーザーにとって親切な設定となっています。

ただし、電話機の故障やアプリの不具合などのシーンでは、個別対応が必要となります。

PCで利用する”ソフトフォン”は無料で提供されています。

既存の電話番号が引き継げない場合がある

ナイセンクラウドでは既存の電話番号を引き継げない場合がある

4つ目の悪い評判は既存の電話番号が引き継げない場合があるという点です。

ご利用中の電話番号をそのままナイセンクラウドで利用したい場合、電話回線の契約状況により引き継ぎできないケースがあります

引き継ぎができるケースでも、ナイセンクラウドの費用に別途機器のレンタル費用が必要となる可能性が高いので、少し割高になってしまいます。

会社の方針として電話番号を引き継ぎたい際は、導入検討時に早めに運営会社に問い合わせて確かめましょう

ナイセンクラウドの利用は「プラン料金+電話回線」

ナイセンクラウドの基本料金は「プラン料金 + 電話回線の利用料金」

ナイセンクラウドの利用料金として、「プラン料金 + 電話回線の利用料金」が必要です。

電話回線の利用料金は、利用する電話回線によって支払先が変わります。

利用料金の掲載は、下記の公式サイトより引用しております。

出典:【ナイセンクラウド公式サイト】ご利用料金

※金額はすべて税込み(10%)価格で表記しています。

ナイセンクラウドの利用料金(プラン料金)

プラン名 ライト ペア プロ
選定基準 個人事業向け
1内線なので内線機能は利用不可
1~2人の企業向け 中規模以上企業向け
内線端末数 1内線 2内線 5内線~
初期費用 11,000円 11,000円 11,000円
月額料金 2,200円 5,500円 11,000円
電話サポート × ×
支払い方法 自動振り込み・クレジットカード 自動振り込み・クレジットカード 自動振り込み・クレジットカード・請求書払い

ナイセンクラウドのプラン料金としては3つの選択肢が用意されています。

注意点としましては、ペアのプランの月額費用が少し割高です。

初期費用が一律で分かりやすいのですが、ライト・ペアのプランが割高に感じるので、プロプラン以外を選択したい方にとっては少し厳しい料金設定とも受け取れます。

電話回線の利用料金|ナイセンクラウド回線の場合

ナイセンクラウドで新規発行する電話番号です。

電話番号開設料金

取得電話番号 初期費用 月額料金
050番号 550円/番号 330円/番号
2番号目以降 110円/番号
03番号(発信は050) 2,200円/番号 1,100円/番号
(標準発信2チャンネル)
03番号(発信も03) 3,300円/番号 1,760円/番号
(標準発信1チャンネル)
0800番号 1,100円/番号 880円/番号
2番号目以降 660円/番号
0120番号 1,100円/番号 1,210円/番号
2番号目以降 990円/番号
【ナイセンクラウド電話回線のチャンネル】
発信のみ1チャンネルを使用します。1電話番号につき2チャンネルが標準で付与されます。着信は内線端末の数だけ着信できます

オプション料金

オプション名 初期費用 月額料金
外線同時発信数の追加
(050/0120/0800)
無料 198円/チャンネル
外線同時発信数の追加
(03)
無料 660円/チャンネル
特定番号通知
0120/0800番号で相手に通知する
1,100円 220円/番号

※月額料金には、通話時間に応じて追加で通話料金が必要となります。

ナイセンクラウドで新規電話番号を発行する場合、050番号がお得です。

市外局番から始まる地域電話番号は、東京の03のみの対応ですので、他の地域番号が必要な場合は、NTT等の他サービスを選択しなければなりません。

電話回線の利用料金|KDDI回線の場合

KDDIから新規発行する電話番号です。

電話番号開設料金

取得電話番号 初期費用 月額料金
03/050番号 手続き1,100円 +
110円 × 電話番号数
1,540円 × チャンネル数 +
220円 × 電話番号数
0120/0800番号 手続き1,100円 +
1,210円 × 電話番号数
1,540円 × チャンネル数 +
1,320円 × 電話番号数
【KDDI回線のチャンネル】
発信または着信で1チャンネルを使用します。

オプション料金

オプション名 初期費用 月額料金
特定番号通知
0120/0800番号で相手に通知する
1,100円 110円/番号

※月額料金には、通話時間に応じて追加で通話料金が必要となります。

ナイセンクラウドの番号と同じく、地域番号は東京の03のみの対応となっております。

【ナイセンクラウドとKDDI回線の料金比較例】
東京03の電話番号を4チャンネル2番号取得した場合

●IP電話番号(ナイセンクラウド)
初月費用 6,600円
月額費用 5,500円

●KDDI回線
初期費用 1,320円
月額費用 6,600円

ナイセンクラウドとKDDIでは料金の計算方法が違うので、一概にどちらが安いかとは言えません。必要なチャンネル数と番号数から個別に比較しましょう。

電話回線の利用料金|NTT回線の場合

既存の電話番号がNTTで取得した番号の場合、契約変更が必要な可能性があるものの、番号を変えずに利用可能です。

NTT回線をナイセンクラウドに接続する場合は、NTTとの契約が必要です。

2チャンネルでは「ひかり電話」か「ひかり電話エース」、4チャンネル以上では「ひかり電話オフィスタイプ」「ひかり電話オフィスA」のいずれかの契約となります。

電話回線料金の詳細は、地域によりNTT東日本またはNTT西日本へお問い合わせください。

ナイセンクラウドに接続するために、NTT回線のナンバーディスプレイ契約が必須です。

接続機器のレンタル料金

チャンネル数 初期費用 月額費用
2~24チャンネル 0円 1,000円/拠点
25~64チャンネル 0円 2,000円/拠点
65チャンネル以上 別途見積り 別途見積り
【NTT回線のチャンネル】
発信または着信で1チャンネルを使用します。
接続機器のレンタル料金は、NTT回線料とは別に必要な料金となります。

NTT回線だと既存の電話番号を流用できるメリットがあるものの、ナイセンクラウドやKDDIで新規発行する場合よりも割高になってしまいます。

電話回線の利用料金|NURO回線の場合

既存の電話番号がNUROで取得した番号の場合、番号を変えずに利用可能です。

NURO回線をナイセンクラウドに接続する場合は、楽天コミュニケーションズとの契約が必要です。

NURO回線利用料(ネット料金含む)

初期費用 月額費用
基本料金 58,300円 26,015円

電話番号料金

初期費用 月額費用
新規取得 1,100円/番号 110円/番号
番号ポータビリティ 2,200円/番号

接続機器のレンタル料金

初期費用 月額費用
24チャンネル 0円 1,000円/拠点
【NURO回線のチャンネル】
標準プランで24チャンネル利用可能。発信または着信で1チャンネルを使用します。

※月額料金には、通話時間に応じて追加で通話料金が必要となります。

NURO回線では、チャンネル数が24で固定されます。そのため適切なチャンネル数でない場合は割高になってしまいます。

NUROで取得した電話番号を利用したい場合など、特別な理由がない限りは選択することはないでしょう。

電話回線の利用料金|その他回線の接続にも対応

ナイセンクラウドでは電話回線によって移行可能な物がある

ここでご紹介しているナイセンクラウド回線かKDDI回線、NTT回線、NURO回線以外の電話回線を接続したい場合も対応できる可能性があります

個別の確認が必要なので、事前に問い合わせしましょう。

【ナイセンクラウド公式サイト】 お見積り・お申込み

ナイセンクラウドで追加料金がかかる場合を解説

5内線を超える場合の追加料金

5内線を超えると1内線につき月額1,100円の追加費用がかかる

プロプランで5内線を超える場合、1内線につき月額1,100円の追加費用がかかります。

一定以上の内線数で追加内線料金に割引が適応されますが、割引の適応には、かなりの内線数が必要です。

  • 30内線以上の場合|追加内線1,100円⇒1,045円(5%割引)
  • 100内線以上の場合|追加内線1,100円⇒990円(10%割引)
  • 200内線以上の場合|追加内線1,100円⇒880円(20%割引)

自動録音などのオプションも充実している

オプション機能名 初期費用 月額料金
自動録音(100時間) 2,200円 2,200円
IVR
(キューイング等含む)
5,500円 5,500円
電話会議 5,500円 5,500円
モニタリング 3,300円 3,300円
ウィスパリング
(モニタリング含む)
5,500円 5,500円
API
(外部サービス連携)
11,000円 11,000円
出張作業費 27,500円/2時間~ なし

オプション料金は、内線ごとではなく1契約で何人でも利用可能です。

各オプション機能の概要です。

  • 自動録音:指定した電話を全通話録音する
  • IVR:着信に自動音声で応答し、発信者のダイヤル操作により着信先を振り分ける
  • 電話会議:内線・外線を交え複数人で同時通話できる
  • モニタリング:通話中の電話を、別の電話機から聞き取る
  • ウィスパリング:モニタリング中、アドバイスを伝える(外線の通話先には聞こえない)
  • API:外部アプリケーションとの連動をする

自動録音機能を利用すれば、出先でメモを取れないときや、聞き漏らした内容の確認用に重宝します。

また、クレームなどの社内周知に活用して社員教育に繋げることもできるでしょう。

電話の取次ぎを効率化したい場合には、IVR機能がおすすめです。

IVR機能ではガイダンスのダイヤルで着信先を振り分けられる

例えば、「サービス購入前のお客様はダイヤルの1を、サービス利用中のお客様はダイヤルの2を…」などのガイダンス後、ダイヤルを押してもらうことで応答者を振り分ける機能です。

顧客からの電話を受付応答せず、担当部署を直接呼び出すことができるので、取次の手間を軽減できます。

電話機端末/ソフトフォン(アプリ)の料金

電話機端末 製品名 参考価格
IP電話機 Panasonic製、Grandstream製 1~2万円
スマホアプリ(iPhone) Acrobits Groundwire 1,220円/1ダウンロード
スマホアプリ(Androiod) Groundwire VoIP SIP Softphone 1,220円/1ダウンロード
Windows PC Zoiper5 無料

出典:ナイセンクラウド Q&A

電話機やソフトフォン(アプリ)は、別途準備する必要があります。

ナイセンクラウドで推奨環境とされているものは、すべて買い切り商品となり月額費用は必要ありません。

macOSのPCも利用はできるようですが、推奨環境については掲載されていません。

具体例を解説|ナイセンクラウドの参考料金

利用料金の参考として、以下のようになります。

参考例) IP電話番号2番号/発信4チャンネル、スマホアプリ4台、PCソフト4台の場合

【初期費用】
(ナイセンクラウド プロ契約) 11,000円
(追加内線数) 無料
(IP電話番号)  550円 × 2番号 = 1,100円
(追加同時発信数) 無料
(スマホアプリ) 1,220円 × 4台 = 4,880円
(PCソフト)  無料
【合計】16,980円(税込み)

【月額費用】
(ナイセンクラウド プロ契約) 11,000円
(追加内線数) 1,100円 × 3台 = 3,300円
(IP電話番号) 1番号目330円 + 2番号目110円 = 440円
(追加同時発信数) 198円 × 2チャンネル = 396円
(スマホアプリ) 無料
(PCソフト) 無料
【合計】15,136円(税込み)

※月額料金には、通話時間により追加で通話料金がかかります。
※別途、インターネットの接続回線を準備する必要があります。

内線数がスマホとPC合わせて12台の構成ですが、電話機を利用せずに購入金額を削減することで、初期費用を抑えることができました。

電話番号に特に拘りがなければ、050番号を取得することでコストを抑えられます

金額を見ただけでは、特別安いという印象は受けませんが、スマホとの内線通話や転送機能といった無料となる機能を上手く活用することで、サービスの恩恵を受けられるでしょう。

ナイセンクラウドは安心できる要素満載のサービス

【ナイセンクラウドの良い評判】

  • 支店やスマホの内線化で社内コミュニケーション活性化
    ※内線の通話料は無料
  • どこでも会社の固定番号で発信できて便利
    ※外線の通話料を削減
  • スマホで固定番号への着信が受けられる
  • 電話機不要で機器代を削減できる
  • 社内設置の機器が少なくメンテナンス不要
  • Webで設定変更すれば工事費用いらず
【ナイセンクラウドの悪い評判】

  • チャットツールとの連携がない
  • 初期設定はユーザー自身で行う
  • 端末やソフトフォン(アプリ)の用意が必要
  • 既存の電話番号が引き継げない場合がある

ナイセンクラウドは、10年の運営実績から信頼を築き上げたクラウドPBXサービスです。

外出先のスマホや支店間とのコミュニケーションを活性化させるため、十分な機能を提供してくれるでしょう。

電話サービスという重要なインフラ設備の選定にあたり、クラウドPBXという新しいサービスの選択に不安を感じるユーザーもいるでしょう。

残念ながら、ナイセンクラウドではアプリを独自開発しておらずソフトフォンを活用するため、AppleStoreやGooglePlayといったアプリサイトでの評価や口コミがほとんどありません。

とはいえ、ナイセンクラウドではユーザーが安心して導入できる要素を多数用意しています。

ナイセンクラウドには安心できる6つの要素がある

ナイセンクラウドは、クラウドPBXの導入が初めての場合でも、安心して導入できる有数のサービスと言えるでしょう。

見積り依頼・導入の相談は下記リンクから行えます。

【ナイセンクラウド公式サイト】 お見積り・お申込み

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